新しく賃貸物件に引っ越しをした後、電気の使用状況でアンペア数を変更したいと思ったことはありませんか?
変更ができる場合でも工事は必要なのか、費用の負担はどうなるのかなど気になりますよね。
今回は、賃貸物件でのアンペア数の変更の可否、方法、注意点などについてお話をしていきます。
賃貸物件のアンペア数を変更する方法について
賃貸物件でアンペア数を変更したければ、まずは大家さんに確認して、そのあと電力会社に連絡しましょう。
アンペア数を変更する前に貸主(大家さん・管理会社)に確認をする
集合住宅の場合は使える電気の最大容量が決まっている場合があります。
特に築年数の古い物件の場合は注意が必要です。
最大容量を超えて、契約アンペア数をアップさせようと思うと、引き込みケーブルやブレーカーの交換といった工事が必要になります。
そのため、まずは貸主(大家さん・管理会社)に確認が必要です。
電力会社へ確認する
貸主(大家さん・管理会社)から許可が得られれば、次は電力会社へ連絡します。
希望するアンペア数が実現可能か、工事が必要か、費用はどの程度かなどをしっかりと確認します。
なお、アンペア数を変更すると電気の基本料金も変わるため注意が必要です。
賃貸物件のアンペア数を変更する場合の注意点について
賃貸物件でアンペア数を変更した際の注意点は大きく4つあります。
電気の基本料金が大きく変わる場合がある
アンペア別の電気基本料金は地域や電力事情により違いはあります。
目安としては、10アンペアで280円程度となり、アンペア数に比例し基本料金も上がっていく形です。
アンペアの契約変更は1年契約
アンペアの契約変更は多くの場合1年契約です。
基本料金の変更も伴うため、1年間でもっとも電気を使用する月を目安にして変更するかどうか判断しましょう。
1年以内に引っ越しの予定がある場合は、変更せず少しガマンをした方がいいかもしれません。
アンペアの契約変更の費用について
工事の必要がなければ、ブレーカーの容量を変更するだけなので電力会社に依頼をすれば10~15分程度で完了し費用もかかりません。
ただし、配線の工事が必要になる場合などは貸主(大家さん・管理会社)に確認しなければならず、別途工事費用もかかります。
退去時には元に戻す必要あり
借主には原状回復義務というものがあり、退去時には退去前の状態に戻す義務があります。
そのため、アンペア数を変更していれば退去時に元に戻すよう貸主から言われるかもしれません。
まとめ
賃貸物件におけるアンペア数の変更方法や注意点についてお話をしました。
賃貸物件において、貸主(大家さん・管理会社)から許可をもらえれば、アンペア数の変更は可能です。
方法については、電力会社と相談をして決める形になります。
工事が必要な場合は自己負担になるため注意しましょう。
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