文京区は都心に近くて住みやすい環境なので、居住を検討している方が多いと思います。
また、区内にある小石川後楽園は、安らげる場所として毎日多くの住民が訪れているスポットです。
この記事では、小石川後楽園の魅力を解説します。
文京区にある小石川後楽園の概要
小石川後楽園は、寛永6(1629)年、水戸徳川家が江戸の別邸として造った邸宅が起源となっている庭園です。
初代藩主の頼房が造り、2代目藩主の光圀の代に完成しました。
池を中心とした「池泉回遊式」であり、中国の雰囲気を醸し出していることが特徴です。
なお、園名の由来は、中国の教えである「天下の憂いに先じて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名づけられました。
1923年には、岡山後楽園と区別するために、文京区のほうは「小石川」と冠しています。
また、1952年には、特別史跡及び特別名勝に指定されました。
都立の庭園で、この2つの重複指定を受けているのは、浜離宮恩賜庭園と小石川後楽園のみです。
このように、都立の庭園のなかでも特別な存在として人々に親しまれているのです。
文京区は都心に近い位置にありながらも、小石川後楽園のように安らげるスポットが存在します。
休みの日に緑を見ながら、公園内を散歩してみてはいかがでしょうか。
文京区にある小石川後楽園の見どころ
続いては、文京区にある小石川後楽園の見どころを解説します。
大泉水
大泉水は、庭園の中心に位置する大きな池のことで、琵琶湖を模して造られています。
昔は、大泉水で舟を流して遊んでいたようです。
池の中央部には「蓬莱島」と呼ばれる島が、先端には「徳大寺石」と呼ばれる大きな鏡石があります。
大泉水を散策路が囲んでおり、さまざまな角度から池の様子を眺められることが見どころです。
シダレザクラ
春になると、小石川後楽園の入り口で、樹齢60年のシダレザクラが出迎えてくれます。
スケールが大きく、どの角度から見ても美しいことが見どころです。
また、園内には複数のシダレザクラがあり、春には満開の桜を楽しめます。
円月橋
円月橋とは、朱舜水が設計したと言われている石造りの橋です。
名前の由来は、橋がドーム状にできていて、水面に満月のように映るからとされています。
現在は渡ることができませんが、見物はできるのでおすすめの見どころスポットとして紹介します。
施設情報
●住所:東京都文京区後楽1-6-6
●アクセス:JR総武線「水道橋」駅から徒歩5分、東京メトロ「後楽園」駅から徒歩6分、都営三田線「水道橋」駅から徒歩8分
●開園時間:9時から17時(入園は16時30分まで)
●入園料:一般300円、65歳以上150円
おすすめ物件情報|文京区の賃貸物件一覧
まとめ
文京区にある小石川後楽園は、歴史ある庭園で、多くの方が見物に訪れています。
また、文京区への居住を検討されている方は、ぜひ小石川後楽園に足を運んでみて雰囲気を味わってみてください。
私たちスカイコート賃貸センターは、東京・神奈川・埼玉・千葉の賃貸マンションを中心に取り扱っております。
お客さまの「任せたい」にお応えすべく、最適なご提案をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓