賃貸物件の構造には、「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」「鉄骨鉄筋コンクリート造」といった種類があります。
快適に、かつ安心して暮らすためにも、耐震性や防音性・耐火性などの性能が高い構造の物件を選びたいですよね。
そこで今回は、賃貸物件をお探しの方に向けて、鉄筋コンクリート造とはどのような構造なのか、またその特徴について解説していきます。
賃貸物件の構造の一つである「鉄筋コンクリート造」の耐震性は?
鉄筋コンクリート造とは、鉄筋で骨組みをつくり、そのまわりをコンクリートで固めて建物を支える建築構造で、「RC造」とも呼ばれています。
一般的な賃貸物件は、この鉄筋コンクリート造のものが多く見られます。
最近は地震による被害を心配して、賃貸物件でも丈夫な建物に暮らしたいと考える人が増えていますが、鉄筋コンクリート造の耐震性はどうなのでしょうか。
骨組みである鉄筋は、引っ張ろうとする力に強く、圧縮する力には弱いという特徴があります。
まわりを囲むコンクリートは、引っ張ろうとする力には弱いが、圧縮する力には強いという、鉄筋とは反対の特徴があります。
鉄筋コンクリート造は、二つを一体化することで、弱点をカバーしながら強度をアップさせているので、耐震性の高い構造ですよ。
賃貸物件の構造の一つである「鉄筋コンクリート造」の防音性は?
賃貸物件では、隣室の生活音や、廊下に響く住人の話し声など、騒音に関してストレスを感じるケースがよくあります。
快適に暮らすためにも、防音性の高い構造かどうかをチェックしておきましょう。
コンクリートを固めてつくる鉄筋コンクリート造は、隙間ができにくいため、音が漏れにくい構造です。
そもそもコンクリート自体に気密性が高いという特徴があるので、隣室からの生活音や、外からの騒音を遮ってくれます。
同じような条件で比較すると、木造の約10倍の遮音性があると言われていますよ。
賃貸物件の構造の一つである「鉄筋コンクリート造」の耐火性は?
集合住宅では、火の始末に関して自分は気をつけていても、万が一同じ建物のどこかから出火すれば、ほかの部屋にも燃え移り倒壊してしまう恐れがあります。
そのようなリスクを避けるために、耐火性にも注目して物件を選びましょう。
鉄筋コンクリート造の素材となる「鉄筋」は、熱に弱いという性質があります。
一方「コンクリート」は不燃材料で、燃えにくいという性質があります。
鉄筋をコンクリートで包むことで、耐火性の高い構造にしているのです。
万が一火災が発生しても火が燃え広がりにくいため、倒壊の心配もほとんどないでしょう。
まとめ
今回は、賃貸物件の構造の一つである「鉄筋コンリート造」の性能について解説しました。
頑丈で耐震性に優れており、防音性・耐火性についても満足できる構造だと思います。
賃貸物件をお探しの方は、ぜひ鉄筋コンクリート造の物件を検討してみてはいかがでしょうか。
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