東京都中央区では、ハザードマップを公開しています。
区内における災害リスクや、避難所の場所などを確認できる便利なマップです。
そこで東京都中央区で暮らすなら知っておきたい、ハザードマップとは何かについて確認していきましょう。
東京都中央区のハザードマップとは?
ハザードマップとは、地震や津波などの自然災害が発生したときに想定される、被害予測を示した地図のことです。
予測にあたっては現在の地形だけでなく、その土地の成り立ちや過去の災害履歴なども踏まえています。
そのため現在の街並みからは判断しにくいような、見えない災害リスクにも備えられる地図です。
また東京都中央区のハザードマップには、避難所の位置も示されています。
自宅や勤務先からの避難経路を確認しておくと安心です。
東京都中央区のハザードマップと地震対策
東京都中央区では、地震災害に関するハザードマップを作成しました。
防災マップでは、居住エリアごとの広域避難所を定めています。
小学校や中学校は、そのエリアの防災拠点に指定されています。
副拠点として区民館などが指定されているほか、一時集合場所の公園なども確認しておくと安心です。
このほか建物の不燃化が進んでいる、地区内残留地区も示されています。
この地区は地震によって火災が発生しても、大規模な延焼リスクが少ないとされています。
そのため安全な避難経路を決める際の、参考にしてみてください。
過去に起きた液状化現象の被害状況
2011年に発生した東日本大震災では、黎明橋公園、新月島公園の一部で液状化現象が見られました。
これらの被害を受けて予測図の見直しをおこない、液状化現象の対策も進めています。
東京都中央区のハザードマップと津波対策
東京都は2012年に「首都直下地震等による東京の被害想定報告書」を公表しており、津波被害の数値シミュレーション結果を示しました。
数値シミュレーション結果に基づいて、2012年12月には施設整備計画が策定されました。
河川や港湾の多い東京都中央区においても、ハザードマップの作成やインフラ整備などの津波対策を実施中です。
たとえば防潮堤・水門の整備など、地域内の浸水被害をおさえる施設の整備を進めています。
過去に起きた津波の被害状況
2011年に発生した東日本大震災では、晴海地区で1.5mの津波が観測されました。
なおこの震災において、住宅地への浸水被害は確認されていません。
まとめ
東京都中央区が作成している、ハザードマップとは何かについてご紹介しました。
いつ発生するかわからない自然災害も、しっかりと備えていれば命や財産を守れます。
東京都中央区で賃貸物件をお探しの方は、ハザードマップを活用して防災対策を進めていきましょう。
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